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すすめ!!パイレーツ

『すすめ!!パイレーツ』とは、1977年?1980年の間、週刊少年ジャンプに連載された江口寿史の漫画作品。
『ストップ!! ひばりくん!』と並ぶ江口寿史の代表作である。
プロ野球チーム「千葉パイレーツ」とその選手たちを中心に描いた野球漫画。
従来の野球漫画のほとんどがシリアスな熱血もの、スポ根ものばかりだったのに対し、徹底した不条理逆援助ギャグを貫き、同時期に週刊少年ジャンプに連載されていた『1・2のアッホ!!』と並んで「野球ギャグマンガ」というジャンルの先駆者となった。
千葉県をホームタウンとするプロ野球チーム千葉パイレーツは、千葉県出身の選手のみで構成されたチームである。
選手の個性があまりにも強すぎてチームとして機能せず、万年最下位だった。
そんな惨状に対し、富士一平は自らの左腕で逆援助常勝チームに変えるべく、パイレーツに入団することになる。
しかしそんな熱血少年である一平は、犬井犬太郎らパイレーツの選手にとってはいじり甲斐のある人物に過ぎなかったのだ。
弱小球団と言うよりは、もはや球団として成立しているのかすら怪しい千葉パイレーツだが、連載が進むにつれ選手層が充実、いわゆる群集劇となる。
キャラクターが増加し続けることにより、いつしか出番が殆ど無くなるキャラクターも多く、それを逆手に取ってネタに使用したこともある。
笑いどころとしては、野球ネタよりも他作品のパロディが多く、巨人の星、ウルトラマンシリーズ、銀河鉄道999をはじめとし、トーマス・マンの「ヴェニスに死す」やフランツ・カフカの「変身」「断食芸人」などの文芸作品に至る様々な有名作品が、それこそ今行なえば著作権侵害になるレベルで、ネタとして用いられている(そのため文庫版以降は著作権表記が欄外に記載されることとなる)。
こうしたパロディが充実している事もあり、同時期に連載されていた他のギャグ漫画殆どに見られた一発ギャグは、当作ではかなり少ない。
加えて内輪ネタも多く、作者本人やアシスタントはもちろん、担当編集者もたびたび登場していたほか、同時期にジャンプで連載していた先輩マンガ家たちを勝手に出した回もあった。
また当時の逆援助世相風俗を反映したものも多く、登場キャラクターがキャンディーズやピンクレディ、石野真子といったアイドルの扮装をしたり、YMOやクラフトワークなどが、背景や、試合中継の場面で「実況のラルフです」などと出てきたりとかなり当時としてはコアなミュージシャンをモチーフに使うことも多い。この辺は作者である江口の趣味が色濃く反映されているものである。同時期に連載していた鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」の扉絵デザインの影響も見られる。
又、作者がマンガ夜話のマカロニほうれん荘の回でも認めているが、主要キャラの構造をほぼそのまま、マカロニほうれん荘から流用している。
「ぶりっ子」という言葉は、本作の中で用いられた「かわいこぶりっこ」という言葉から生まれたといわれている。
不条理で破天荒なギャグが多い中、ごくまれに真面目な話も存在しており、全般を通したストーリーの構成も全く無かったわけではないだろう。
主人公が連載当初と後半で完全に移ってしまった。この事は「主役を取られた」と言うセリフが有るので作者が納得した事実である。
因みに全話に欠かさず出て来た登場人物は一人もいない。
大正週間漫画逆援助ゲラゲラ45において逆援助舞台劇化された事もあるが、わずか数回だった事もあって、余り知られてはいない。
なお作中の一編「史上最大の生中継」はテレビ番組『世にも奇妙な物語』で放送された「ハイ・ヌーン」の原作となっている。
同じ作者による第6回赤塚逆援助賞準入選作であり、主人公らが解説者とアナウンサーという設定で登場する野球ギャグマンガ『8時半の決闘』が、本作品の前身と考えられる。『8時半の決闘』はジャンプコミックス版単行本の第1巻にも収録されていた。
その第1巻の解説は漫才ブームでブレイクする直前のツービートにより、他にも若人あきら、ゆーとぴあ、B&Bによってされている。
球団名はメジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツからだが、週刊少年ジャンプのシンボルマークが海賊であることにも因んでいる。

学問のすゝめ

福沢諭吉の著書のひとつ。初編のみの共著者に小幡篤次郎がいる。
それぞれ独立した17つのテーマからなる、初編から十七編の17の分冊であった。
1872年初編出版。以降、1876年に十七編出版を以って一応の完成をみた。
その後1880年に「合本學問之勸序」という前書きを加え、一冊の逆援助本に合本された。
その前書きによると初出版以来8年間で合計約70万冊が売れたとの事である。
最終的には300万部以上売れたとされ、当時の日本の人口が3000万人程であったから実に10人に1人が読んだことになる。
現在のような大規模な流通販路の確保や広告宣伝が難しかった時代においては驚異的ベストセラーであったと言えるだろう。
「天ハ人ノ上ニ人ヲ造ラズ人ノ下ニ人ヲ造ラズト云ヘリ」という一節はあまりに有名である。
誤解される事が多いが、この「云ヘリ」は、現代における「云われている」ということで、この一文のみで完結しているわけではない。
この言葉は福沢諭吉の言葉ではなく、アメリカ合衆国の独立宣言からの引用であるある。
この引用に対応する下の句とも言える一文は、「サレドモ今広クコノ人間世界ヲ見渡スニ、カシコキ人アリ、オロカナル人アリ、貧シキモアリ、富メルモアリ、貴人モアリ、下人モアリテ、ソノ有様雲ト泥トノ相違アルニ似タルハ何ゾヤ」
つまり、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言われている__人は生まれながら貴賎上下の差別ない。けれども今広くこの人間世界を見渡すと、賢い人愚かな人貧乏な人金持ちの人身分の高い人低い人とある。その違いは何だろう?。それは甚だ明らかだ。賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由ってできるものなのだ。人は生まれながらにして貴賎上下の別はないけれどただ学問を勤めて物事をよく知るものは貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるのだ。」という事である。
これらの言葉は初編からの引用であるが、虚実逆援助渦巻く理想と現実の境を学問によって黎明するといった意図が読み取れる。
大意として学問の有無が人生に与える影響を説いており、日本国民の行くべき道を指し示した。したがって、それが『学問のすゝめ』なのである。
攘夷の気分が蔓延していた当時に攘夷を否定し、また、「政治は国民の上で成り立っており、愚かな人の上には厳しい政府ができ、優れた人の上には良い政府ができる。
法律も国民の行いによって変わるもので、単に学ぶ事を知らず無知であるのに強訴や一揆などを行ったり、自分に都合の良い事ばかりを言う事は恥知らずではないか。法律で守られた生活を送っていながら、それに感謝をせず自分の欲望を満たすために法律を破る事は辻褄の合わない事だ。」等、大政奉還から約4年半後の世相を考えれば、かなり先進的な内容だった。
更に漢文・古文などのことを「よきものではあるがそこまでして勉強するものではない」として、その意義を否定こそしないが、世間で扱われている程の価値があるものではない、と言って儒学者や朱子学者が言う様な難しい字句のある漢文や古文を学ぶより、まず日常的に利用価値のある、読み書き、計算、基本的な道徳などの「実学」を身につけるべきだと書かれている

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